住宅の防水工事の流れとは?

住宅を建てる際は防水工事が施されますが、年月の経過とともに効果が薄れてきます。
そこで今回は、防水工事の流れを見ていきましょう。

改めて防水工事を行う時の流れ

改めて防水工事を行う際は、どのような流れになるのでしょうか。

■防水工事の最初の作業

■防水工事の最初の作業
新築から年月がたち、再び防水工事を行う際には一連の流れがあります。
防水工事はいくつもの工程をへて完成するため、どの作業も慎重さが必要です。
そんな防水工事の最初の段階では、下記のような作業が行われます。


・建物の外壁に付いたこけや、ほこりなどの汚れ落とし
・傷の補修


汚れ落としとは高圧洗浄機を使って、外壁および下地についた汚れを洗い落とす作業です。
また、傷の補修は、高圧洗浄機を使った際の水分が完全に乾いてから行います。
そうでないと、傷の補修に使ったコーキング材がしっかり固まらず、防水効果を十分に発揮できないからです。

■下塗り

汚れ落としと傷の補修の「下地処理」が終わったら、下塗りを行います。
下塗りとは、接着剤の役割を果たす資材を、防水工事が必要な場所一帯に塗布していく作業です。

■シートの貼り付け

防水工事の方法はいろいろありますが、一般的に多く用いられているのが防水シートです。
下塗りで塗った接着剤の上に、しわにならないように慎重に貼っていきます。

■防水材の塗布

シートを張り終えたら、防水層を形成するために塗料を塗ります。
最初に塗った塗料が乾いたら、もう一度塗布する二度塗りが一般的です。
防水層の塗料が乾いたら、仕上げに「トップコート」と呼ばれる色のついた塗料を塗ります。
これは見た目をよくするだけでなく、塗料の剥がれを抑えたり、表面を保護する役目を果たすものです。
これらが、防水工事の一連の流れと言えます。

まとめ

防水工事はいくつもの工程を重ねて完成させるものですので、作業の一つ一つに正確さが求められます。
建物を水から守るために、しっかりとした工事をしてくれる会社にお願いしたいところですね。
弊社は大工工事22年の経験で培った技術を生かし、確かな工事を行います。
防水工事をお考えの際は、弊社にお任せください。

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