畳の表替えと裏返しについて

現在フローリングが普及していますが、畳の独特な香りや爽快感が好みだと選ばれる方も多くいらっしゃいます。
畳は、日本のみならず外国でも「tatami」と呼ばれていて、性質が素晴らしいと人気があります。
そんな畳の張り替え時期ってご存じですか?
今回は、畳のメンテナンス時に必要な「表替え」と「裏返し」についてお話ししていきたいと思います。

畳の表替えとは

畳の表面にあるゴザ部分が擦れてきてささくれてしまったり、汚れが全体的に出てくるときがあります。
その時に、畳床はそのままの状態で、畳表・畳縁を新品と交換することを表替えと言います。
畳表面のい草を新品に変えるだけで、爽やかな良い香りが広がります。

畳の裏返しとは

畳を使用していると、畳の表面が日に焼けてしまったり、擦って傷んできてしまいます。
このような時に裏返しを行います。
畳表は両面使用することができるので、反対にひっくり返して貼り直せば、また綺麗な畳の状態を作ることができます。
痛みの状況にもよりますが、大体2~3年以内だと十分な青々とした綺麗な畳にリフレッシュすることができますよ。

畳を張り替えるタイミングは?

畳には張り替えるタイミングがあります。

■劣化が目立ってきたら

畳表に破れがあったり、色が濃くなっている場合は劣化をしてきている証拠です。
また匂いがカビ臭い場合は、そのまま放置しておくと大規模な畳交換の作業が必要になってしまう恐れもあります。

■張り替え時期が来たら

畳には張り替えの目安となる時期が決まっています。
4~5年で裏返しを行って、7~8年で表替えを行うと良いと言われています。

まとめ

畳は独特な良い匂いがして、リラックスした空間を作る際には必要不可欠なものになりますよね。
長年使用していると少しずつ劣化をしてきてしまうので、時期を見ながら必要に応じて畳のメンテナンスを行ってくださいね。

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